クラシック派なら知っておきたいローマ数字の時計の謎。

オーフス庁舎の時計

ローマ数字の時計ローマ数字の時計本日もアクセスいただき、ありがとうございます!

アルネ・ヤコブセン(ARNE JACOBSEN)時計の通販店舗ヤコブセンズ店主の佐藤です。

クラシックなスタイルを好む方に大人気のヤコブセンのローマン。

これまで私も意識していなかったことなのですが、

ローマ数字の時計に関してちょっとした発見がありましたので、ご紹介します♪

ご存じの方にとっては当たり前かもしれませんが、お付き合いください〜

ローマ数字の時計の文字盤に違和感を感じたことはありませんか?

時計には1から12までの数字表記がありますが、あることに気づいたんです

まず、おさらいとしてローマ数字の基本的な表記方法を見てみましょう!

I, II, III, IV, V,VI,VII,VIII,IX,X,XI,XII

ですよね?

よく見ておいてください。

はい、それではローマンの文字盤を見てみましょう。

ローマン

I, II, III, IIII, V,VI,VII,VIII,IX,X,XI,XII

お気づきでしょうか。。

思ってた「4」とちがう!!

何故??

調べてみました(^^)

以下のような説があるようです。

  • ローマ神話の最高神・ユピテル (IVPITER) の最初の2文字と重なるのを避けるため。
  • 4を「IV」と書くと「VI」と見分けにくいため。
  • 「IIII」ならば「I」という刻印を4回押せば文字盤の文字が作れるが、「IV」だと専用の型が必要になる。
  • 専用の文字を使うのは、ちょうど間が4時間おきになる V と X だけのほうがいい。
  • 「IIII」にすれば左側の「VIII」と文字数が釣り合い、見栄えがよい。
  • 特定の有力なローマの時計製造者が「IIII」と書いた時計を作ったため、他の製造者もそれに倣った。
  • ルイ14世が、文字盤に「IV」を用いることを禁じた。
  • シャルル4世が、「IV」を用いることを禁じた。

参考

興味深いですね〜

IVとする時計もあるようですが、IIIIのパターンの方が圧倒的に多いようですね。

定説はないとのことですが、それも含めてロマンチックなお話!

ローマンだけに!

はい。

ということで、今回はローマ数字を使った時計のプチ知識でございました♪

ヤコブセンズでは。。

ローマンの海外限定モデルもお取り寄せ可能です(^^)